受付時間 9:30 - 12:30 / 15:00 - 18:00
※木曜、日曜休診(土曜日のみ17:00まで)
こんにちは 院長の久我哲也です。
1997年にアメリカの歯周病学会より「FROSS or DIE?」(フロスで歯間を清掃しますか、それとも死を選びますか?)と云うスローガンが発表されました。
そして、その翌年1996年2月14日に「口腔から始まる全身病の予防」を掲げ、くが歯科医院を開院いたしました。
この時、正に歯科医療の新たな時代を築く先導者となる使命を感じてのスタートでした。
2014年、心月院病専門医トーマス・レヴィー先生(米国)の講演で「歯から始まる致死的全身疾患・感染根管は心臓病やガンの原因となりうる」 と云う講演の中で、「臓器の疾患で亡くなった方500人の歯牙を抜去し細菌培養をすると、原因の臓器と同じ細菌が全ての人から見つかった」と報告がありました。
所謂、「口腔の健康なくして全身の健康なし」が証明された日でした。
歯科治療で最も気を付けたい点は、『細菌を血液に乗せて、全身へと運ばせないこと』です。
そのために、歯科医師は、根の治療等の際には、ラバーダム等を用いた防湿が不可欠です。(残念なことに、ラバーダム等の防湿対策を行っているのは、歯科医院全体の数%と言われています)
また、患者様ご自身では、日々の口腔清掃の徹底によって、全身への感染を予防することができます。
くが歯科医院では何が原因で病気が生じているのかを探り治療に向かいます。
その多岐にわたる原因の数々に対して歯科治療を中心とした統合医療でアプローチをしています。
昭和初期と現在では日本人の平均寿命は大きく変化しました。世界一の長寿先進国の先頭を走っている現在の日本では、WHOが提唱している『8020運動』、80歳で20本の歯を残そうという考えも十分ではありません。そのため当院では、100歳時代を踏まえ、「100歳で20本の歯を残す」意識で日々の診療を行っています。医院のなかでできる治療は長い人生の中で一時的な時間に過ぎません。患者さんが自分自身でも健康に対する意識を高めていけるよう、「疾患の原因がどこにあるのか」「いつから不調が始まったのか」「どういう背景で悪くなったのか」疾患に結びつく様々な要因を一つずつ解きほぐしていきます。分析結果を患者さんと共有し、総合的な観点から健康な生活をサポートいたします。
当院では、基本的には初診の回数を2回設けるなどして徹底的な検査を心がけています。客観的なデータを重視しているのは、患者さんに現状の問題点を認識していただき、適切な治療を選択できるようにするためです。口の中の電流を測ったり、光学式う蝕検査装置「ダイアグノデント」でむし歯の進行具合を検査したりして得た分析結果をもとに、一人一人に合わせたオーダーメイドの治療計画を作成します。
また、むし歯治療など各種診療においても治療前、治療中、治療後のすべてを写真撮影します。患者さんの中で不明点や不安な点を無くしてから次のステップに進むことを欠かしません。インプラントに関しても、治療を適用出来るか・出来ないかといった事前チェックに加えて、どうやって健康な状態で手術を行えるかといった生活指導なども行ってきました。しっかりとお口や身体の状態を整えて、審美歯科やインプラントの治療を行うことで術後の長期安定を目指しています。すべては健康寿命を伸ばすため、いつまでも自分の歯で噛めて健康な生活を送れるよう、患者さんと二人三脚で治療を行っていきます。
人間の身体は、手で言えば爪、口の中はエナメル質といったように上皮構造で覆われています。各種歯科疾患は、この上皮を破って細菌が入ってくることでもあります。むし歯菌や特に歯周病菌の多くは嫌気性の菌であり、根尖(根の先の病気)、象牙細管や歯肉から身体の中に入ってこようとするので、それが心筋梗塞や癌、認知症などの命に関わる重大疾病の原因となるのです。ではどう防げば良いのでしょうか?先ずは、むし歯や歯周病にならないための食後の十分な歯みがきと食生活の習慣が大切です。そして、菌に負けない身体作りを行い、身体を酸化させないことが必要です。菓子パンやお菓子など好きな物や甘いものばかり食べていると、むし歯になりやすく、各種アレルギー疾患にもなりやすい身体になってしまいます。当院では、食事指導による体質改善に加えて、歯科治療に寄らない様々な方向からのヘルスケアを用意。免疫力を高めるバイオレゾナンス、高濃度ビタミンCによる点滴療法は身体を抗酸化状態に整えてみずみずしい状態を維持できることでしょう。又、口腔病変から生じる様々な全身疾患に対し、生薬を中心とした漢方治療は特異的に体質を改善へと向かわせます。
口の中の細菌は500種類以上存在すると言われています。その一部は、身体の中に入り、心筋梗塞などの重大疾病の原因になることが明らかになっています。もちろんそこには患者さん自身のメインテナンス不足も考えられますが、実は歯科治療が原因のこともあるのです。歯科医師が十分な準備をしないまま歯を削ったことで細菌に再感染したり、体内に入ってしまったりするリスクが存在します。そのため、当院では根管治療において、治療部位への2次感染を防止するためのラバーダム等の防湿を用いています。身体全体に嫌気性の菌を運ぶ行為は防がなければいけません。残念ながら日本の歯科医院では、ラバーダムを用いて治療を行っているところは少ないのが現状です。また、治療の前段階で口の中の細菌を減らすために、必ずマウスウォッシュをして最良の結果に繋げています。そして当然のことですが治療のたびに歯を削るタービンは一つずつ高温減菌器で滅菌します。すべての治療機器は滅菌パックに入れ、患者さんの目の前で開封するようにしています。患者さんが安心して治療を受けられるよう、常にひとつずつの工程を丁寧に行っております。
病は気からと言う言葉がありますが、環境も身体に大きく影響を与えます。くが歯科医院では、患者様が気持ち良く治療を受けて頂けるよう、明るく清潔な環境の維持を心掛けております。
医院名 | くが歯科医院 |
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住所 | 〒299-4403 千葉県長生郡睦沢町上市場924 睦沢郵便局前 |
診療項目 |
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院長名 | 久我 哲也 |
電話番号 | 0475-44-2580 |
FAX番号 | 0475-44-0055 |
〒299-4403 千葉県長生郡睦沢町上市場924 睦沢郵便局前
外房線上総一ノ宮駅 車8分
※土曜日のみ17:00までの診療となります。
歯科用CTは、従来のレントゲン像よりも精密で正確な情報を得ることができ、インプラントの術前審査や親知らずの埋伏状況、複雑な形の歯根の診断に役立ちます。医科用CTと比べ1/10以下の放射線量で撮影できるのも特長のひとつです。
歯の切削やインプラント治療時に用いるハンドピースと呼ばれる器具の内部を洗浄・注油を自動で行う機械です。院内感染防止に努めております。
レーザーの熱で患部の切開・止血などを行います。痛みもほとんどなく、治癒が早まるのが特長です。治療時に患部に触れることがないため、感染症を防ぐことにもつながります。
今までの手術器具では困難だった、軟組織(血管や神経・粘膜など)を傷つけず繊細に硬組織のみを選択的に切削できる外科手術器具です。
コンピュータにより回転数とトルクを管理された根管拡大治療器です。感染を避け、安全で確実に根の治療が行えます。
レーザーを用いたう蝕探知機で、視覚的ではなく客観的にう蝕の進行状況を知ることができ、予防と治療の境界を数値で認識することが出来ます。
削った歯の型取りをすることなくお口の中の動画を撮影することでコンピュータ上で歯を作成します。1日で治療完了することも可能です。
セレックで削った上部構造のマテリアルは様々あり、スピードファイヤーで焼成することでジルコニアや硬度の高いセラミックを作成することが出来ます。
歯に被せた金属は口の中で金属イオン化して溶け出すとともに、高い電流が流れています。それにより自律神経を乱す可能性があります。ゼロテクターでは各々の詰めた金属の電流、電圧を測定することが出来ます。
当院では24時間、365日、エアロクリーンによる空気清浄を行っています。
通年を通して、湿度のコントロール可能な空気清浄機を常設しています。
歯を切削する前に飛散するウイルスや金属の微粒子等を口腔外で吸引することで患者様の再吸入を未然に防ぐことが出来ます。
強アルカリ水で含嗽することで、歯周病菌の作るバイオフィルムのコロニーの中まで殺菌をすることが目的です。
治療の際、細部まで視野を明瞭にしてくれるともに、手術の際は動画撮影による記録ができ、必要に応じて供覧することも可能です。
外科手術やインプラント手術の際に用いる心電図、血圧計、パルスオキシメーターなどにより全身管理をしながら処置を行います。
口腔内から摂取した唾液の中から酸化還元率を測定する機械です。現在の体の酸化レベルや疲労レベルを図ることが出来ます。
唾液とプラークからを採取し、培養することで、う蝕原因菌のリスクを知ることが出来ます。
口腔内から採取したプラーク内にいる細菌の動態をリアルタイムで知ることで、どのタイプの細菌に罹患をしているのか、または活動レベルを知ることが出来ます。
コンピュータ制御の麻酔器で、一定の痛みの少ない圧力で麻酔奏功を促します。