インプラント治療|茂原市、長生郡エリアで歯医者をお探しなら、くが歯科医院

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※木曜、日曜休診(土曜日のみ17:00まで)

インプラント治療

インプラントを選ぶ理由

安全にインプラント治療を行うために

インプラントが適さない方

治療の流れ

日ごろのお手入れ

よくある質問

インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。
インプラント治療を行うことで、治療後の噛む機能が正しく改善されると思います。慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。
人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものです。でも、丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。また歯冠の色や形も、最新の歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
又、インプラントにする一番のメリットは残存している歯に支持を求めない事です。義歯やブリッジでの治療法は、支えとなっている歯を経年的に歯周病やむし歯に罹患させてしまいます。

インプラントを選ぶ理由

01

健康な歯は削らない

残っている自分の歯は健康に保つ

02

強い力で噛むことができる

天然歯とほぼ同等の力で噛める

03

口の中に異物感がない

入れ歯と違い、
快適に生活することができます

04

「入れ歯が痛い・外れる」
といった心配がない

ストレスがなく毎日をすごせる

05

見た目がいい

見た目上は、
天然歯とほとんど見分けがつかない

たとえ歯を失っても機能(咀嚼・嚥下・発音)や審美性(見た目)を損なわなければ必要のない話です。歯の喪失による機能不全や審美性的問題が生じたときに初めて治療術式の一手段としてインプラント治療が挙げられるのです。
つまり、現時点でインプラントは“ 必要悪 ”であり、歯を失わないことが大前提でなくてはなりません。同じ結果を招かないためには、まずは歯を失った理由を解決することが先決であり、より良い術後経過を期待するためにも慎重な手順を踏むことをお勧めします。

現在、インプラント治療ではまず、100%に近い純チタンでできた人工歯根(インプラント体)を歯のなくなった部分の骨に埋め込み、抜いてしまった歯の根の代わりを作ります。その上に差し歯の要領で歯を作っていきます。もう一度ご自分の歯を作るようなものですから、咬み心地はほぼご自分の歯と同じです。
人間の歯には、毎日とても大きな力が加えられています。お食事のとき、運動をするときなど、日常生活の中で歯は身体を安定させ、維持するためにたくさんの役割を果たしているのです。何らかの原因で歯を抜くことになってしまった場合、インプラント治療が確立する最近まで、それらの大きな力を支える代替は、残っている他の歯に頼るしか方法がありませんでした。
しかし、それだけの力を他の歯で補うのは、リスクも多く、最終的にはその他の歯も失うという結果になってしまった、という経験を持っている方も多くいることでしょう。インプラント治療は、歯を失った部分のみを治療する方法ですから他の歯に侵襲を加えることはありません。
そして、しっかりと固定された、硬いものも咬むことのできる歯を回復することができるのがインプラント治療です。ただ、普通の歯科治療と異なり、人工の根(インプラント体)をあごの骨に埋め込むことが必要となりますので、きちんとした知識と技術を持ち、設備もしっかりとした当院にお任せ下さい。

安全にインプラント治療を行うために

希望や症状に合わせて

希望や症状に合わせて

日本国内で80万人以上がインプラントを受けたと言われておりますが、似たような外科処置である抜歯と比べるとはるかに少ない数です。ご自身のまわりで経験者が少ないと思いますので、知らないことへの恐怖は多いはずです。ましてや、外科処置が必ず必要になるので知識や技術、経験の差が大きいのではないかと不安に思うのは当然でしょう。
とはいっても、失った歯を補う方法として、健康な歯を失わずにできる唯一の治療法です。安心・安全を担保した状態でのインプラントが大切です。
また、最近ではインプラント治療とひとことに言っても、さまざまな治療法が確立されています。
そして、患者さんの希望もさまざまです。
「一日で歯が入るようにしてほしい。」
「総入れ歯をインプラントに変えてほしい。」
「骨が少ないと言われたがインプラントにしてほしい。」
「無痛治療にしてほしい。」
などなど、

インプラント治療を希望する患者さんが増えている中、患者さんのニーズも多様化しています。
くが歯科医院では、スタンダードなインプラント治療から患者さんが希望する知識や技術、経験が必要なインプラント治療にも対応しています。
また、セカンドオピニオンとしても機能しています。他医院で断られてしまった患者さんでも私たちが解決の糸口を見いだせるかもしれません。
お困り事がありましたら、ご相談ください。

歯科用CTを用いた治療

歯科用CTはインプラント治療に不可欠なものとなっております。インプラント治療を行う際にはインプラントを埋め込む部分の顎の骨の状態を立体的に把握しておく必要があります。
歯科用CTは口腔内の状態を3次元の画像で撮影できるため、顎の内部の構造(骨の高さ・厚み)、神経の位置確認はもちろん、骨密度なども把握する事ができます。立体的かつ精密な画像と詳細な情報をもとに、治療前の正確な診査診断が可能となります。

麻酔専門医

インプラント手術時に麻酔専門医の全身管理のもと、静脈内鎮静法と局所麻酔を併用することで不安や痛み、時間の経過などを全く感じることのない痛みの少ないインプラント手術を受けることが可能です。

骨が少ない方へ

骨移植や骨造成を回避して安全・確実に

グラフトレスインプラント治療とは、従来であれば骨量が不足しているために骨移植や骨造成が必要とされていた症例において、短いインプラント(ショートインプラント)や傾斜埋入、オールオンフォーなどによって通常のインプラント治療と同様に治療を進めていくことが可能な最新のインプラント治療法です。
症例によっては、どうしても骨移植や骨造成が必要となる場合もありますが、骨移植・骨造成の場合は、口腔内外から骨を採取、もしくは移植手術が必要になるため、身体的負担や経済的負担が大きくなります。

グラフトレスによる
インプラント治療のメリット

  • 骨移植・骨造成手術にかかる身体的負担や治療費を軽減できる。
  • 治療期間が一般的なインプラント治療と同様になる。
  • 骨移植・骨造成による感染リスクを回避できる。

インプラントの傾斜埋入

インプラントの傾斜埋入

傾斜埋入とは、インプラントを真っ直ぐ埋入できる骨の量が不足している時に、CT、レントゲン写真から得た情報により、骨がある部分を正確に把握し、斜めにインプラントを埋入する手術方法です。もともとあった骨に埋入するので、初期の安定性も良く、治療のストレスや待ち時間が短くて済みます。また、経済的負担も解消できます。

ショートインプラント

ショートインプラント

治療する歯の位置によっては、インプラントを埋入する高さ、幅が十分にとれないことがあります。その場合、通常は、骨量を増やす“骨移植”が必要になります。これは外科的な手術で、骨移植後の経過を見てインプラント治療に入るため、治療期間も長くなり、結果的に患者さんに負担を与えてしまいます。
ショートインプラントは、骨移植をせずにインプラント治療が可能です。より高度な治療技術が必要になりますが、短くても優れた固定機能を発揮します。 骨移植のリスクや経済的負担がないことが大きな魅力です。少しでも患者さんの負担を軽減する治療が望ましいと考えています。

最新の骨再生療法について

最新の骨再生療法について
サイナスリフト法(上顎洞挙上術)

上顎に小さな窓をあけて、骨のもととなる安全な人工骨補填材料を注入します。
約6か月ほど待ち、インプラントの埋入手術をおこないます。

ソケットリフト法(上顎洞挙上術)

上顎の骨量が約5mm程度であればインプラント埋入と同時に、人工骨補填材料を同時に注入する方法です。
通常のインプラント治療より約2ヶ月程度期間を待つ必要があります。
特徴としては他の骨再生療法に比べ、外科的侵襲が少ないことです。

これらの治療方法は、GBR法(Guided Bone Regeneration)といわれるものです。

総入れ歯の方へ

入れ歯から固定式の歯へ

入れ歯から固定式の歯へ

総入れ歯の患者さまから、「よく噛めない」、「うまくしゃべれない」「大きな笑顔で笑えない」など様々なご不満をよくお聞きします。総入れ歯の患者さまにとってインプラント治療をするメリットは大変大きなものですが、従来の方法では多くのインプラントが必要となり、手術回数が多く長い治療期間が必要となります。
しかも、長期間総入れ歯で過ごしてきた方は顎の骨が吸収されて、痩せてしまっておりますので、骨造成(骨を増やす治療法)が必要となり、費用も高額となってしまいます。くが歯科医院で総入れ歯の患者さま、残っている歯がわずかな方におすすめする最新のインプラント治療が「All-on-4(オールオン4)」です。

ALL-ON-4(オールオン4) 1日で歯が入るインプラント治療

ALL-ON-4(オールオン4) 1日で歯が入るインプラント治療

歯が1本も残っていない場合、残っている歯がわずかな場合これまでは総入れ歯、大きい入れ歯か数多くの本数のインプラントを入れるという治療法でした。それでは経済的、心体的な負担が大きく、治療期間も大変長いものになっておりました。
最新のインプラント治療「All-on-4(オールオン4)」は、「無切開・無剥離で行うフラップレスインプラント術式」を用いて、片顎につき最低4本のインプラントですべての歯を補います。手術をした当日に仮歯を装着することができ、その日の夕食から食事も可能です。

サージカルテンプレートで安全・確実なインプラント手術

サージカルテンプレートで安全・確実なインプラント手術

CTスキャンデータを用いて、3Dシミュレーションソフト上でインプラントの埋め入れ位置を設計いたします。その設計データをもとにインプラント埋め入れガイド「サージカルテンプレート」を作製いたします。このガイドにはあらかじめシミュレーションで算出したインプラントの種類、入れる場所、角度などが正確に記録されております。
手術はこのサージカルテンプレートを歯肉に装着し、歯肉の一部分に小さな穴を開けて行う「無切開・無剥離で行うフラップレスインプラント術式」です。ほとんど歯肉を切らずにインプラントを埋め入れるため、傷を最小限に抑えることができます。術後の腫れや痛みを抑えることができ、回復も早まります。

痛い治療が苦手な方へ

痛くないインプラント治療とは

痛くないインプラント治療とは

患者さまの歯科治療に対するイメージは、「痛い、恐ろしい」などと、良いものはあまりありません。この点に関して、当医院は、あらゆる局面において痛みをなくすように努力しています。
薬剤鎮静法は、吸入麻酔薬や、鎮静薬を投与し、その薬効により鎮静を得る方法です。特に、静脈内鎮静法は、点滴をし患者さまと会話しながら、安全を確認しながらかけてゆきます。手術が終わったころ、朝のめざめのような気分です。恐怖心の強い方などには、おすすめの方法です。当医院では、麻酔科でトレーニングを受けた医師や、麻酔認定医が担当いたします。

静脈内鎮静法について

静脈内鎮静法は、患者様の精神的緊張や手術に関する恐怖感・不安感を和らげます。当クリニックでは、麻酔専門医が点滴をとり、鎮静剤を投与し、局所麻酔を併用します。これによりインプラント手術に対する 不安や痛みなどの精神的・身体的ストレスを無くすことが出来ます。

静脈内鎮静法ってどんな状態?

血圧や呼吸を監視しながら、点滴から少しずつお薬を入れます。 数分してお薬が効いてくると眠くなります。全身麻酔のように意識がなくなることはありません。「お口を開けてください」といったこちらからのお願いにも応じることができ、会話をすることも可能です。感じ方はそれぞれですが、うたた寝をしているような感覚です。

どんな効果があるの?

不安や恐怖心が薄れ、リラックスして治療を受けることができます。
血圧や脈拍が安定します。処置中は自動血圧計などを使って、患者さんの状態を常に監視していますので、お体の病気が気がかりな方も安心して治療を受けることができます。
健忘(けんぼう)効果があるため、実際よりも処置時間が短く感じられます。処置を終えた患者さんからは、「もう終わったの?」、「気づいたら終わっていた」という声が聞かれることも少なくありません 。
通常の歯科治療と同じように、処置をする部分に対しては、痛み止めが必要ですが、それ自体を覚えていない方もいるほど、痛みも軽く楽に受けることができます。

金属アレルギーがある方へ

ジルコニアインプラント

インプラント治療を希望する患者さんが増えている中、患者さんのニーズも多様化しています。
くが歯科医院では、スタンダードなインプラント治療から患者さんが希望する知識や技術、経験が必要なインプラント治療にも対応しています。
今日、主にチタンの歯科インプラントが提供されていますが、ごく稀にアレルギー反応を持たれる方がいらっしゃいます。
ジルコニアインプラントは金属を使用していないため、金属アレルギーを持っている方にも安心して使っていただける最新インプラントです。
ジルコニアインプラントはまさに理想的な治療法です。

ジルコニアインプラントについて

ジルコニアインプラントについて

インプラント治療とは、むし歯や事故で失ってしまった歯の代用として、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(補綴物)を作製して正常な噛み合わせを回復する治療法です。いわゆる入れ歯とは違い、自分自身の顎に固定されるため、元の白分の歯で咬んでいる感覚を取り戻す事ができます。

当院では、アメリカFDA・ヨーロッパCE双方の許認可をとっている最高水準のジルコニアインプラント、Z-systemを採用しております。

ジルコニアインプラントによる治療は、金属を使用しない高機能セラミックによって、審美的で信頼できるインプラント処置以上の優れた治療を実現します。チタン金属を使用したインプラントで起こりうる金属アレルギーを確実に防ぐことができるのです。 セラミック製インプラントなら、アレルギーや不耐性は報告されていません。
14年にわたる科学研究と、そして優れた臨床例報告に基づいたzsystemsのインプラントは、非常に優れた安全性と高い耐久性を誇っています。
独自の最適化したZirkolith® 製造プロセスと、特許取得済みのSLM®サーフェス、インプラント素材に非常に穏やかなプラズマ滅菌、生体に優しい素材を使用しています。

インプラントが適さない方

顎の骨の量が少ない方

顎の骨の量が少ない方

インプラント治療は、歯茎の下の顎の骨に直接インプラント体を埋め込む手術を行います。そのため、顎の骨の量が少ない方は、骨造成や骨移植などの処置を併用しなければならない場合があります。
ご相談下さい。

妊娠中の方

妊娠中の方

術後の投薬や、レントゲン撮影を避けたい場合には、出産後の落ち着いた時期にインプラント治療をした方がよいでしょう。

全身疾患のある方

全身疾患のある方

出血を伴う処置もありますので、糖尿病や高血圧などの慢性疾患がある方は良好な状態にコントロールされていることが条件になります。その他、全身的なご病気がある場合にはかかりつけの医師と相談の上、治療を考える必要があります。

喫煙される方

喫煙される方

喫煙は歯周病だけでなく、インプラント治療にとっても大敵です。喫煙による血管収縮作用によって、口の中の粘膜内の血流が阻害され、組織全体の免疫力が下がります。
従ってインプラント治療直後の傷の治りが悪かったり、歯周病が治らない、インプラント周囲炎になってしまうなど、インプラント治療の失敗につながる悪影響がたくさんあります。もちろん、残っているご自分の歯を少しでも長く使っていくためにも、タバコを吸われている方はこれを機に、是非とも節煙、禁煙を心がけましょう!

大きなむし歯や根の病気がある方、歯周病の方

大きなむし歯や根の病気がある方、歯周病の方

インプラント治療に悪影響を及ぼす可能性がある他の歯の病気がある場合には、その歯の治療を優先する場合があります。
インプラントは骨に支えられるため、骨が吸収する病気である歯周病は大敵です。もちろん、むし歯になる心配はありませんが、周囲に歯周病の歯が処置されないままになっていたり、インプラントの周囲に汚れが溜まればインプラント周囲炎という病気になり、インプラント治療は失敗してしまいます。
ですから、インプラント治療を受ける際には、歯周病のチェックや治療を受け、日頃からきちんとした歯磨きを心がけましょう。
もちろん、残っているご自分の歯を少しでも長く使っていくためにも、日頃の清掃は最重要ポイントです!

以下の方はインプラント治療ができません

  • 顎の骨の成長が終わっていない年齢の方、概ね16歳以下の方
  • 歯磨きなどの日常の清掃が充分にできない方
  • チタンへのアレルギーを持っている方
  • アルコール依存症の方
  • 歯科医師と意思疎通ができない方、精神的に問題のある方

治療の流れ

歯にお悩みや疑問を感じた時がありませんか?むし歯や歯周病の放置、歯が抜けたままなど歯にまつわる悩みは人それぞれ。「最近、噛み心地が変わってきた」「将来、歯に不安を感じる」など、痛み以外のサインに気付いた時こそ、行動してみませんか。
小さな疑問やお悩みでも結構です。お気軽にご相談下さい。

STEP 1 カウンセリング・口腔内検査

まずは、インプラント治療に関するご説明とご要望をお聞きし、治療計画を立てます。歯ぐきの状態や、咬み合わせの診査をして、インプラントの適切なサイズや埋め込む位置を検討します。この時重要なのが、歯を失ってしまった原因です。
歯を失った原因があるわけですから、歯周病やむし歯、咬み合わせの問題などが残っていれば、インプラント治療を始める前に必要な治療も治療計画に含める必要が出てきます。

STEP 2 レントゲン・CT撮影 / 検査

口の中全体や、部分的な小さいレントゲン撮影、またCT撮影で顎の骨の量や質、形を診査します。インプラントを予定している部分だけでなく、周囲の歯の状態や、歯周病の状態もチェックします。更に、シュミレーションソフト「ノーベルガイド」を使って、インプラントのサイズ(直径、長さ)、埋入位置、埋入方向などを3次元的に検討しオペシュミレーションをいたします。

STEP 3 全身状態の確認

通常インプラントはそれほど侵襲の大きな処置ではありませんが、血が出る処置を含みますので、血の固まりにくいお薬を飲んでいる方などは中止しています。
高血圧や糖尿病、その他の持病のある方、常用薬のある方などは、歯科医師へ申し出てください。

STEP 4 治療計画の立案・お見積り作成

STEP 4 治療計画の立案・お見積り作成

診査・診断の結果をもとに、必要なインプラント埋入本数・治療にかかる期間・骨造成の必要性など最善の治療計画をご提示し、それに伴う費用のご説明をさせていただきます。
これにより、ご納得されたら、治療をすすめてまいります

治療計画の内容
  • 歯を失ってしまった原因
  • 口腔内の状態
  • 全身的疾患の有無
  • 生活習慣(喫煙・飲酒・ブラッシング)
  • アレルギーの有無
  • 欠損部の骨の状態・咬み合わせ・歯並びの状態
インプラント術式および上部構造の設計、 インプラント治療費について
  • 1回法 or 2回法
  • 抜歯即時埋入 or 抜歯待時埋入
  • 切開・剥離 or 無切開
  • 無剥離・骨造成(グラフト) or グラフトレス
  • 即時荷重 or 待時荷重

STEP 5 インプラント治療前処置

インプラント治療の前に、お口の中のプラークコントロールの徹底と、歯周病・むし歯のある方は処置を行います。
この過程は、とても大切な処置であり、特に、歯周病のある方に関しては、インプラント治療の成功率を上げるためと、長期にわたりインプラントが健全にお口のなかに存在するために、徹底して改善を図ります。

STEP 6 インプラントオペ

STEP 6 インプラントオペ

感染防止のため、すべて完全滅菌された器具を使用し、手術環境の整備された状態で手術をおこないます。
歯の根に相当するインプラント部品(フィクスチャー)を顎の骨に埋入します。手術には一回法と二回法があり、どちらを選択するかは、お口の中の状態で判断いたします。局所麻酔や静脈内鎮静法を用いて行いますので、安心して手術を受けることができます。

STEP 7 上部構造の装着

製作された歯を実際にお口に入れる行程です。
手術にて、顎骨の中に埋め込まれたフィクスチャー(インプラント体)が、骨と結合(オッセオインテグレーション)したら、インプラント体に人工歯(上部構造)を装着し、お口の中で本物の歯と同じような感覚で食事をすることができるようになります。手術状況にもよりますが、手術をしてから上部構造装着までの期間は3~6か月です。これで、インプラントの治療は終了となります。

STEP 8 メインテナンス

インプラントは治療後のメンテナンスが重要です。
治療が終わった後は、まず1週間後に定期検査をいたします。その後は1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後に定期検査をいたします。お口の清掃状態、かみ合わせのチェック、ネジのゆるみなどを細かく診査し、お口の健康を維持して参ります。

日ごろのお手入れ

メンテナンスの大切さ

メンテナンスの大切さ

生涯にわたって快適な生活を持続するために、毎日のお手入れを必ず欠かさず行って下さい。
そしてもう一つ重要なのが、定期健診です。
インプラントは材質的に100%むし歯になる心配はありません。そういった点では天然の歯より安心できるかもしれません。しかし、残念なことに途中で使えなくなってしまうケースがあります。最も多い原因は、歯周病です。歯周病原因菌に対する抵抗性は天然歯よりも弱く、炎症の悪化スピードも急速に進行してしまいます。ですから、たとえインプラントといえど、手入れの仕方が悪ければ除去しなければならない可能性もあるわけです。せっかく手に入れた新しい歯。その寿命は天然歯同様、ご自身に委ねられる部分が大きいのです。

ご自宅の歯磨きではすみずみまできちんと磨いているつもりでも、どうしても磨き残しが生じ、プラーク(歯垢)が溜まってしまうものです。そんな磨き残しを取り除くため、当院に定期的に来院していただき、プロフェッショナルケアを受けていただきます。さらに、これに加え、インプラントや歯肉の状態、噛み合わせなどのチェックなども定期的に検診します。それがインプラント治療を長持ちさせる秘訣です。

よくある質問

治療を一生懸命行うことはあたりまえです。私たちくが歯科医院では、歯科医療にはハード面、ソフト面2つの側面から取り組むことが大切だと認識しております。
ハード面とは物理的な治療や技術、そして世界基準の設備です。日ごろから選りすぐりの最前線の治療を学び取り込んでいます。
ソフト面とは患者さんの不安や歯のトラブルを抱え込んでしまった負の意識や不安を一掃すべく、会話を大切にし、予防を心がけることで開放してあげる意識改善です。
是非、私たちと一緒にがんばって健康で美しく、充実した生活を送りましょう。

インプラントはどのようなものでできていますか?

現在使用されているインプラントは、主にチタンで出来ています。チタンは体内に入れても拒否反応を起こしにくいため、整形外科領域でも、骨折後の固定プレートや人工関節に使用されています。
またチタンは骨と結合する性質があります。そのためインプラントがあごの骨としっかりと結合すると自分の歯以上に力を発揮します。
インプラントはチタンが使われるようになってからは、治療成績が飛躍的に向上しました。

自分の歯と同じように噛んだり食べたりすることが出来ますか?

インプラントは神経が通っていない人工物のため、はじめは自分の歯と比べると若干違和感がありますが、慣れてくると自分の歯のように使えます。またインプラントに取り付ける人工の歯は、自分の歯を治療する材質と同じです。そのため食べたり、噛んだり、自然に笑ったりすることができます。
また、入れ歯がなかなか安定しなくて困っている場合では、入れ歯の支えにインプラントを数本取り入れるだけでも安定が良くなり、噛み応えがあり、食事をさらに楽しめるでしょう。

インプラントの寿命は?

高品質のインプラントを正しくあごの骨に入れた場合、インプラント自体が劣化することはありません。インプラントに問題が起きるのは次のケースの場合です。

  • 骨に影響を与える全身的な病気になった場合
  • 骨の老化現象
  • インプラント周辺の歯肉に炎症がみられそれを放置した場合
  • 想定以上に強く咬んだ場合
  • 固定されたネジがゆるんだのに放置した場合
  • 自分の歯が悪くなったのに放置した場合

日々の手入れと定期的なメンテナンスが必要で大切に使えば数十年も使い続けることが可能です。

インプラント治療の成功率は?

インプラント治療が現在のような方法になってからまだ数十年ですが、その間にも材料の開発や臨床研究の成果により治療法は進化し続けており、インプラント治療は医療技術の中でも非常に成功率の高い治療です。 一般的に 10年以上インプラントが機能している成功率は96%です。

インプラント埋入に入院は必要ですか?

通常、入院の必要はありません。ただし、特に注意が必要な健康状態である場合は、入院設備のある大学病院などでの治療をお勧めすることがあります。

インプラント埋入手術に痛みはありますか?

局所麻酔を使いますので、手術中に痛みはほとんど感じません。しかし、麻酔が効きにくい、または手術に対する恐怖感が強い方には、静脈内鎮静法という方法との組み合わせをお勧めする場合もあります。
これは、薬の点滴により半分眠ったような状態にしてから手術を行う方法です。緊張しすぎると血圧が高くなりすぎたり、痛みを感じやすくなったりするのですが、この方法では、うとうとしている間に手術が終わるので、体への負担を少なくすることができるのです。

手術前後の生活で、注意が必要なことはありますか?

まず手術前ですが、当日の体調を万全にすることを心がけましょう。
手術した当日は、激しい運動、長いお風呂、飲酒は避けてください。痛みや腫れが強くなる可能性があります。また、タバコは傷の治りを悪くするため、しばらくは禁煙をお勧めします。
一般的に翌日から日常の生活に戻れますので、仕事を長期に休む必要はありません。

治療後はどのようなメンテナンスが必要になりますか?

日々の手入れは、歯ブラシや電動歯ブラシを使う通常の歯みがきが中心です。ポイントは、歯と歯ぐきの境目です。
ここに汚れがたまると、「インプラント周囲炎」という「インプラントの歯周病」になってしまい、せっかく入れたインプラントをダメにしてしまいます。インプラントの周りの歯ぐきは抵抗力が弱いため、日々の丁寧な歯みがきが重要です。また、歯科医院での定期検診とメンテナンスも必要です。一般的には、3~6ヵ月に1回の頻度で、毎日の歯みがきでは取りきれない汚れの掃除や、噛み合わせのチェックするプロフェッショナルケアの必要があります。もともと歯周病のあった方、タバコを吸う方、歯ぎしりの癖がある方は、特に注意が必要です。

インプラント治療は何歳から何歳までが受けられますか?

あごの骨成長が終わる頃、一般的には男女共に18歳以降に治療可能とされています。 また、インプラント治療自体に年齢の上限はありません。
手術ができる健康状態の方、あごの骨に大きな問題のない方であれば、インプラント治療を受けることができます。

病気療養中にインプラント治療は受けられますか?

病気の状態と、飲んでいる薬の種類によります。服用している薬がある場合は、先生が必要に応じて病気の主治医と連絡をとり、連携して治療計画を立てていきます。 そのほか、過去に大きな手術をしたことがある方や大病を患ったことがある方は、必ず事前に先生にご相談ください。 また、金属アレルギーがある方も申しでてください。

タバコのリスクはありますか?

長期的に見たインプラント成功率は、喫煙により低下するという報告があります。
タバコのニコチンが血行を悪くし、細菌への抵抗力も低下させることと関連があります。そのため、インプラントを長持ちさせるには、禁煙をおすすめします。
特に手術後は、傷を少しでも早く治すために手術前後1週間程度の禁煙が必要です。

インプラント治療がうまくいかないこともありますか?

インプラントを骨に埋め込む手術は小さな手術ですが、リスクが全く無いわけではありません。レントゲン画像診断のめざましい進歩により、インプラント手術中の血管や神経への損傷は極めて少なくなりました。しかし、非常にまれなことですが、レントゲンには映らないような小さな血管や神経の枝により、予想外の出血や唇のしびれが出ることがあります。その場合でも速やかに処置を行えば、ほとんど大きな問題となることはありませんので、もし帰宅後に痛みや出血が続くような異常が認められた場合は、遠慮せずにすぐ当院に連絡し、処置をすることが重要です。
また、骨や健康の状態が良くない場合は、インプラントが骨につかずに抜けてしまうこともあります。その場合は、状況によりインプラントを取り外す可能性があります。 しかし、このような場合でも状態が良くなれば、再度インプラントを入れることができますので、ご安心してご相談ください。

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