受付時間 9:30 - 12:30 / 15:00 - 18:00
※木曜、日曜休診(土曜日のみ17:00まで)
ビタミンCが不足すると、正常なコラーゲン合成ができなくなるため毛細血管から出血し、歯肉炎(壊血病初期症状)や貧血、全身倦怠感、食欲不振、免疫力の低下、肌のくすみ、しみ、しわ、がんのリスクが高まります。
当院では、健康な歯肉の再生、歯肉の出血、歯周病予防、インプラント手術後、抜歯などの口腔外科手術後の回復促進などの目的のために点滴療法を取り入れております。
また、その効果は口腔内だけでなく、健康維持増進、抗老化(アンチエイジング)、疲労回復、免疫力回復、がん予防、風邪予防、冷え性、動脈硬化による脳梗塞・心筋梗塞の予防、白内障の予防、抗ストレス、抗アレルギー、アトピーの改善などの効果も期待できます。
ビタミンCの摂取の必要性が言われ始めたのは、1747年にスコットランドの医師ジェームズ・リンド氏が「壊血病の原因はビタミンC不足による」という発見をしたことからはじまります。その後、1970年代の初め、米国のノーベル化学賞受賞者であるライナス・ポーリング博士が「ビタミンCを1日2~3g摂るとカゼを予防できる」と発表しました。
さらに研究を進め、1976年、ポーリング博士とスコットランドの外科医、E・キャメロン博士が、「スコットランドの末期癌患者に対しビタミンCを大量投与(1日10g)したところ、約4倍の患者さんに対し延命効果を発揮した」という試験結果を発表しました。
以降、ビタミンCに関する研究はさらに進み、ビタミンCに備わる様々な病気に対する有用性が解明されています。
ビタミンCは私たちに欠かすことのできない栄養素です。歯肉の健康や、食品中の鉄分の吸収促進、胆汁酸合成、葉酸代謝、免疫機能、抗酸化機能、数種の重要なホルモン及び神経伝達物質の合成に関与しています。
歯や歯茎、骨、粘膜をつくるにはコラーゲンが必要であり、そのコラーゲンを生成するにはビタミンCが必要です。コラーゲンは、一定量のビタミンC濃度に達すると合成量が急激に上がります。しかし、この一定量のビタミンCを取り入れるには、サプリメントを摂取するだけでは不十分だと言われています。
例えばサプリメントだけの場合、10g摂取しても血中濃度は2~3mg/dlまでしか上昇しませんが、点滴で投与する場合、15gの投与時でも平均血中濃度は100mg/dlに達するというデータもあります。
つまり、サプリメントなど経口摂取ではほとんどが吸収されず体外に排出されてしまうのです。いくらビタミンCが体にいいとされても効くものも効きません。点滴をし直接血中にいきわたらせることで各細胞に行きわたり、効果がすぐに現れるのです。
ビタミンCは他のビタミンと違って私たち人間の体の中では生成することが出来ず、しかも水溶性で体に貯蔵されることがないうえ、ストレスや活性酸素、お薬の服用、飲酒、喫煙などが原因で大量に消費されることがあります。
普段のお食事に気を付けている方や、総合のマルチビタミンを摂っている方でもこのような環境の下、ビタミンCが理想量より不足している場合が多くみられるので、注意が必要です。
歯科以外でのビタミンCの効果としては、利尿作用によって悪玉コレステロールや中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やしたり、メラニンの生成を抑えシミ予防をしたり、抗ヒスタミン作用でアレルギー病を緩和させることが挙げられます。
点滴療法は、腎臓機能の低い方や栄養状態の悪い方、脱水症状の方、現在透析中の方はこの治療を受けることが出来ません。超高濃度ビタミンC点滴療法は代替医療です。すでに有効な抗ガン剤に代わるものではありません。
良質なビタミンCを使用しています。
防腐剤の入っていない、点滴療法研究会と合同購入しているマイラン社製ビタミンC注射液を使用しています。
ビタミンC 25g | 13,750円(税込) |
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ビタミンC 50g | 22,000円(税込) |
ビタミンC 62.5g | 19,800円(税込) |
ビタミンC 75g | 33,000円(税込) |
がん患者様に対しての場合
ビタミンC 25g | 週2回を2週間 |
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G6PDテスト | 11,000円(税込) |
ビタミンC 50g | 週2回を2週間 |
※その後62.5gもしくは75gを選択します。